ソープで働き始めたきっかけpart9
しんちゃんが勧めて働き始めたマットヘルス マックス。
そこで仲良くしていた女の子のうちの1人が、急に大宮に帰ると言ってお店をやめた。
しばらくして電話がかかって来て、
大宮のヘルスで働いていたんだけど、
系列のソープで働らかないかとお店の人に勧められて迷っているとのこと。
本番があるかないかってことですので、手取りも大きく変わって来ます。
その代わり、子宮の負担が出て来ますので、体も疲れるし、体にかかる負担、病気のリスクも増えます。
もちろんヘルスでも、性病にかかることはあります。口からあそこに、あそこから口に、口から口に、という場合ですね。
あとは、指入れなどで子宮内膜症になったり、雑菌が入ったり…
それで、ヘルスに働いている女の子は、キャバ嬢が風俗をバカにしているのと同じように「ソープに行ったらエイズになる!」とか「子供がうめなくなる」と言っていました。
今から思えば、他の風俗に比べ、やっぱり体の負担の確率がぐんとあがるので、警戒するのは正解かと思います。
それでそのヘルスの大宮出身の先輩は、なにかお金の事情があったのか、悩んだあげく大宮のソープに行きました。
もしかして、年齢がいっていたので、
ヘルスだと稼がせてあげられない、お客さんをつけてあげられないと言われたのかもしれないですね。
ソープの方が値段は高いのですが、
内容がきつくなり、働こうと思うとハードルがぐんとあがるので、若い子の確率は減ります。
なので、ヘルスは若い女の子主体になってしまい、年齢が30くらいになるとお店によってはお客さんうけが悪くなるのでした。当時ね。今はわかりませんが。
その先輩としばらく何度かやりとりしていたのですが、
なんだか急に、今度は吉原で働くということでした。
吉原の男爵という、麗嬢グループという大きなグループのお店です。当時、吉原でとても流行ってるお店の一つでした。
65000円のお店で、手取り4万かな?指名料は5000円だったような気がするけど、もう忘れましたが、たぶんお店は激混みでした。
稼ぎが急に増えたから、そっちにこない?っていう話でした。
私がホストに言いなりに店に呼ばれ、毎回高額な売り掛けをつくらされ、月末の締め日になるとお金を作るのに必死で働きづめになってるのを知っていたので
誘われたのだと記憶しています。
さすがにソープは怖かったです。
ましろさん(ホスト)に相談したところ「ソープいけよ」って即答だったので、
まぁ、そーだよな、と思ったけど、それで腹をくくりました。
面接に行く日、一緒にカラオケに行って、鶯谷の駅まで付き合ってもらったことを覚えています。
ホストにとって、少しずつお金を使わせ、女の子がお金を払う。
今度は少し高くお金を使わせる。
女の子が払う。
そうやってホストでお金を使うことに麻痺させて、どんどん高い売り掛けをつくらせて、女の子が自ら風俗に、そして最終的にはソープに落ちて行くのは、
向こうの望むところなのです。
月末の締め日にその月のナンバーを決める大事な日があるのです。
売り掛けを払うのは大概締め日から2日後くらいですかね。
締め日のラストオーダーでいくら使うか。
例えば、ナンバー4だとして、ナンバー3になるためには、ナンバー3の人の現時点の売り上げを抜く必要があります。
となると、ナンバー3の人が締め日に誰をお店に呼んでいて、
いくらぐらいお金を使うつもりなのか、情報をさぐり、予想する必要があります。
ナンバー3にどうしてもなりたい、あっちはラストオーダーで30万使うつもりらしいからこっちは50万必要なんだ、
頼む!
となるわけですね…