ソープで働き始めたきっかけ part4
キャバではたき始めたばかりで、
お客さんにアフターに誘われて嫌な思いをしたり、うまくそういうひとをかわしてお金をつかってもらうどころか、逆に付き合わされて店にも来ない、というように利用されていた私は、悩んでいました。
A 聖闘士星矢くん(風間トオルをロン毛にしたような感じ。まあまあうれてる)
から営業電話があったので「アフターってどうやって断ってるの?」ときいてみた。
「犬の散歩行かなきゃいけないから。」
とかでいいんじゃない? え!そんな簡単な感じ???
なんとなく、この人、嘘がすぐ思いついてしまう人のようでした。
B真銀(的場浩司とトミーズ雅を足して二で割った感じ。明るいけど顔的に売れてないので朝早く来てトイレ掃除してる)
「アフターってなんて断るの?」
「おまえ、なに?もしかして、アフター誘われて断れて、やっちゃりとかされて、言いなりになってお客さん来ないとかな訳?そんなのやらなくていいよ。バカじゃないのか?そーゆうのやめろよ。行かなきゃいいだろそんなやつの。」
という不器用な返事が返って来ました。
だから売れないんだろうと思った。嫌だったら嫌とはっきり言ってしまう。
そして、人間味も感じられました。
自分もそういう目に何度もあったのかもしれません。
そのあと、Aからの電話にでることはなかったです。
B と一度あって、家に行きました。
いつも下ネタ満載のうるさいやつなのに、
テレビ見る時に黒縁メガネかけてるし、部屋も綺麗で、あまり喋らない人でした。
そしてテレビを見てる時にふと「俺不器用なんだよね」つてボソッと言ったから
… ささった∑(゚Д゚)
ホストが不器用?
ホストっていろんな女騙してるんじゃないの?
えーーーーー!
そこからこの人に4年半もひかれていくことになったのです。
売り上げはないけど、無遅刻無欠勤、上には絶対、酒は頑張って人一倍飲むし、テーブル、おしぼり綺麗にするのも早い、他のお客さんの席でのヘルプでも、よく飲むしよく盛り上げていました。
とにかく、そんな売り上げ以外のところはなんでも頑張ってるそんな、不器用な人にまずハマりました。